2015年11月23日月曜日

ひとりでできるもん♪

4回に分けて紹介してきました[ハウスインナー]最終回です。
ハウスインナーの優れたデザイン、機能性をお分かりいただけるかと思いますが、
実はこのシステムの一番自慢したい点は「一人で安全に組み立て可能」という点なのです。
(※壁面があることと脚立が必要です)







 






※「一人で組みつけられること」をイメージして、すべての部品はコンパクトに設計されています。
ネジの数は多いですが、その種類は2種類のみ。皿ネジとタッピングの明らかにあたまの形状の違う2種類なのでどこのネジなのか?直感的にわかります。そして、


この脚の構造のおかげで、一人でひとりで簡単に枠を起こすことができます。
そして各部品は左右を意識せずに組みつけられるようネジ穴の位置、パターンは統一してあります。
 この梁(約15Kg)も一人で接合できるようこの形状になっています。
両側の枠を壁にたてかけた状態(あらかじめ大体の設置したい位置に置きます)から斜めに差し込めて、押し込むことでロックするようになっています。

 脚立は必要ですが、アームを取り付け、柱に木製カバー>コーナーカバーを取り付ければ完成
です♪

 いかがでしょうか?ほとんど迷うことなくひとりで組み立てる事が可能なのです~!!!!

2015年11月12日木曜日

空間を構成するということ / 実例紹介


     
     
    
      人それぞれ様々で、その楽しみ方もまた、決して一様ではないのが趣味の世界。
そのための空間は当然、自分に都合よく構成されるものだと思います。
 複数趣味を持っている方、あるいはコレクションするものがあればそのアイテムは増えてゆくし、
もしかしたら季節によって使い方、必要な道具も違うかもしれません。

  趣味、コレクションに合わせスペースを拡大する(できる)というのは現実的ではありませんし、
仮に十分なスペースがあったとしても、あまり広いとものを探すだけで一苦労・・なんてことにもなりかねませんね。

例えば大人一人がストレスなく自由に動け、何か必要な物にもすぐに手が届くには3~4畳程度かと思います。
 しっかりとしたフレームさえあれば様々な趣味、使い方に合わせて拡張、発展させられる・・
そんな発想で開発されたハウスインナーは高さ220cm 奥行き187.5cm。
開口(幅)は260~360㎝の任意サイズに指定できるので自分の部屋にぴったりのフレームをオーダー可能なのです。
※このように壁面のない空間でもしっかりと自立するので展示会などでも活用されています。

柱、アームは基本色のレッド、ホワイト、ブルーの3色の他特注色にも対応可能。 
 また、ハウスインナー(自立型空間構成フレーム)には沢山の様々な趣味、用途に合わせフレキシブルに対応できるよう各部にこだわりの設計が施されています。
柱:断面で見ると中空でC型の柱は強度確保、軽量の意味もありますが、そこに木材でカバーすることでコード類を隠したりライトやスイッチ類の設置も容易になることが想像できると思います♡
②十分な強度を保つためのパイプアームはトラス形状にデザインすることで、「長もの」を通し置くことが可能になるだけでなく実はこのパイプ径は自転車のハンドルと同じにしてありますので、
LEDライトなど自転車用のアタッチメントをそのまま流用できるのがうれしいのです♪

③総重量約140Kg (開口サイズにより違います)と軽いので、マンションの部屋にも安心して設置できます。また、脚部分はそれぞれ高さ調整が可能なのでガレージなどで傾斜のついた土間でもフレームを水平に保つことが可能です。

ハウスインナー紹介ブログ最終回となる次回は機能よりもデザインよりも一番自慢したいポイントを紹介させていただきます。 お楽しみに!!
(トク2)

2015年11月6日金曜日

道は険しいだけではないが、平たんではない

  試運転から約10日でこの様(-_-;)
この距離でこの幅の切り込みには無理があったようです。
・・というか想像以上の負荷がかかるようです。上下、前後、左右、斜め・・かかる負荷は全方位ですもんね(-_-;)

 ということでさっそく改良?!

これを


ここに 付けてみる
さらに



やはり筋交は必要と判断


不本意ながらボルト止め箇所も増やします

あくまでもシンプルに、簡単にいきたいのです!

なぜならばこのハイエースは

PWCを積んだり、


時にはキャンプとか・・








もちろん納品や

スタッフの引っ越しにも



サーキットでも活躍



とにかく様々なシーンで使いたいものですから!

  誰でも何時でも迷うことなくフレームを組み、バラせるようにしたいのです!

2015年10月30日金曜日

自立するということ / HOUSE INNER Introduction.

近頃はマンションの杭打ち工事の不祥事などが話題になっておりますが、そもそも相当な重さ、大きさ、高さのものを建てるというのはものすごいことだと思っています。
 良くも悪くも日本の建築の技術力や性能、システムについて改めて色々と考えてしまいます。

たとえば、クルマの荷室に枠を作って倒れないようにすることでさえ至難の業です。

ところで、みなさまはご存知でしょうか? 大きなお寺にある「鐘つき堂」、そのほとんどはただ置いてるだけなんだそうです!!しかし地震で倒れた、壊れたなどという話はほとんど聞きません。
よく見るとその柱部分は傾斜して設計されています。

実際に近くのお寺を見に行きました。
本当です。基礎石に載っているだけです。

なるほど!

この鐘つき堂のように柱が傾斜して開いているほうが安定しますよね?! 大工さんに聞いた
ところ・・重いものを吊ったり載せる場合のこの設計は私たちが普段使ている「椅子」にも使われ
ているそうです。(二方向にだけ広がっているタイプもありますが)広がっている方向には倒れに
くくなりますね♪
このほぼ垂直に見える脚も、スケールで測ってみるとした側が少し広がっていることがわかります。

たしかに!!

倒れにくいだけでなく、垂直方向にかかる力を横方向にも分散させる構造で、相当重たい鐘の
荷重がかかる柱がのっかても基礎石が割れる・・ということもないのです。

~そんな設計思想を参考に取り入れた「自立するフレーム」~


ハウスインナーは、趣味の部屋などをできるだけ自由に構成するために開発されたフレームです。
住宅で使用することをイメージしていますので当然、柱が垂直に立っている事が理想ですが前述の
通り、ストレスなく垂直に自立することは難しいのです。
 そこで、鐘つき堂の設計思想を参考に荷重がバランスよく分散し、強固に自立できるようにこの
角度がつけられています。

さらに、一人で簡単に組み立てる事を前提としているのでフレキシブルに可動できるよう
このようなカタチに設計されています。
 
床に倒した状態で組みつけた枠を一人で起こす事が可能です。
 部屋に入れることもイメージし柱のスパンはやはり、日本の住宅モジュールの910㎝に合わせて
あるのです。
 
長年にわたり構想してきただけあって、流石よく考えられています!
その他にも様々な工夫が盛り込まれているフレームは完成後は大人がぶら下がれるほどの強度があり、安心です。
次回「ハウスインナー」の、さらなるこだわりの設計ポイントについて紹介させていただきます♪
(トク2)
 

2015年10月22日木曜日

そのサビ、諦めてませんか?!


・・そうです、こんなサビ

浮サビはもちろん、ワイヤーブラシなどで擦れば落ちますが結構根気が要りますね。
それよりも意外と酸化した黒ずみのほうが厄介だったりします。


色々と試してみた経験上、細かい部品や入り組んだ部分などは液体タイプがおススメ♪

このようにペーパーウエス等を併用して「つけ置き」的な方法も有効ですよ。
注意書きには「サビの除去後は十分に水洗いする」と書いてあります。


↓写真は比較のため右側のみ更にブラッシングしました。

いかがでしょう? ここまでイケます(本当はこんな色だったのかと不安になります(-_-;)

今回試したのは トラスコの「サビトリスプレー」(300ml)(住鉱製)

おススメです♡