2014年12月24日水曜日

床下のおはなし。


BSBビーチハウスの新しい床が完成しましたが、

そもそもなぜ?床板がベコベコになってしまうのか?・・地元工務店のご協力により開催された先日のワークショップではそんな解説を合わせて体験することで、とても納得のいくよい体験となりました。

 実際の作業は出来なくても、「構造を知る。」ということは興味を持てば誰でもできる大事なことなのです。※その内容をラヂオでも紹介させていただいております。是非ご視聴ください。
ギア・ツール・ラヂオ・モノ・ファクトリー

 ファクトリーギアBSBでは、様々な体験をとおして「やりたいこと」「自分たちでできること」を追い続けています。今年は建築、リフォームの現場を通じ、あらためてモノづくりに対する考え方に気づき職人さんの心意気を感じることのできた一年になりました。

 2015年も少しでも多くの方々に感動や喜びを伝えられるようココから情報を発信してゆきたいと思います。
 ※写真はBSBガレージ建築時・・・基礎工事の様子。
思い返せばこのときは「こういうものなんだ・・」で終わってしまいましたが・・・
コンクリート基礎といえども湿気はあがってくるもの。これが下からの湿気を防ぐ防湿シート。










 そしてこれが25年前の建築の基礎部分 押し固めた土の上に石を置いてその上に束、大引、根太の順に組まれている。当時は天然の木を使っているので、太くて頑丈だが根太もご覧のとおりそれぞれカタチが全く同じではないのです。
 床がベコベコにになるというのは多くの場合、床材自体がふやけてしまい、特に接合部分から柔らかくなってしまうということ。もちろんシロアリ等により構造部分がダメージを受ける場合もある。


20年前の床材
新しい床材
無垢材と合板という違いもあるが、このように20年前と今のものでは接合部分の形状も変わっている。


BSB道具箱】

モノづくりに欠かせないモノ(その2)


コンベックスに続き職人さんが必ず持っているモノ・・・・・長い時間「建築」というモノづくりの現場に立ち会わせていただきましたが、共通していえるのはどの部分の担当であろうがどの職人さんも作業にかかる前にしっかりとイメージができている。ということ。おそらくここが素人とプロの大きな違いなのではないかと感じます。イメージするためにはやはり構造や適材を知らなければなりませんし、万一イメージが不明確な場合は納得のいくまで、確認作業が続きます。

 そのために職人さんが常に持っているのがこれ!

「鉛筆」です。皆さまはカッターで上手に鉛筆削れますか?!




では、また来年もここ、ファクトリーギアBSBから(鉛筆ではなくワープロですけど)書かせていただきます!

来年もよろしくお願いいたします!!

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