実は薪ストーブ設置で一番考えなくてはならないことが(当然といえばそうですが、)耐熱、防火。
薪が燃焼して発する熱は数百度のまま煙突へと流れるのでストーブ本体はもちろん煙突周りにも十分な耐熱防火施工が必要になります。
建物の壁から外に出す場合には「メガネ石」という煙突を通す穴の開いた石が用意されているのですが・・まずはこれを設置できる部分を探さなければなりません。
木造の場合柱と柱の間に斜めに木材が入っているところもあり設置場所を定めるにはその建物の構造を把握する必要があります。場合によっては構造材を造りなおさなければならないこともあり・・
薪ストーブ設置に課せられるハードルは結構高いのです!
ということで外壁の張替工事中の今が、構造や設置場所を確認する
チャンス♪
メガネ石サイズに作った木枠を大工さんに相談して「ココしかない・・」となったのが換気扇の横。 |
それでも枠を収めるためにひと手間(そもそも1尺5寸≒455㎜)ごとに柱が入っているので内寸450㎜X450㎜の木枠をいれるにはどうしても多少の加工が必要なのです。
コレは大変です(-_-;)
薪ストーブの設置を考えている方は「その時に・・」ではなく、例えば新築ですぐに取り付けない場合でも煙突をどう通すのか?それに必要な施工やサイズなど予め専門店に相談したほうがよさそうです。
【BSB道具箱】
間柱を一部切断するのに大工さんも使っていたのが「マルチツール。」のこぎりを往復させるスペースを確保できない場合に便利だそうです。
実はこのマルチツール(マキタ、日立) ボッシュでは「カットソー」という名前でラインナップされていますが、使われる先端ブレードの取り付け部の形状は共通なのです。
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どちらも材質や目的に合わせブレードを交換可能、便利なマルチツールなのです!・・・
<薪ストーブ取材・写真協力>
薪ストーブ設置のから煙突掃除までサポートしている川原薪ストーブ本舗。その豊富な経験を活かしDIY施工を希望の場合にもわかりやすいアドバイスをしてもらえる。需要も多いとは言えない国内では、川原さんのように十分な知識・経験を持った人も多くないため、千葉を拠点に全国を駆け巡っています。
(トク2)
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